遊学芸

「人を育てるゲーム」を目指してテーブルゲームを作成しています。コミュニケーションとゲーム研究会始めました。

ゲームデザイン討論会に行きました。

遊学芸の保田です。
 遊戯史学会とデジタルゲーム学会が共同で行ったゲームデザイン討論会に参加しました。
 そこでは、アナログゲームからデジタルゲームの歴史へと進む過程の話などがされました。
 何百年も昔のゲームというのは、今と比較して明確なデザイナーという存在がいないことが特徴であるという草場純先生のお話は、なかなかに面白かったです。何百年も昔のゲームは、物だけでなく、ルールがなければ本来の遊びをすることができないため、それを再現することが難しいということでした。ゲームという媒体自体が記録されていることが少ない分野らしく、主に口伝えでルールが伝承されてきたのだとか。
 口伝えでするものだから、その時、その時にゲームのルールは微妙に変化していき、地域によって多種多様なルールが生まれているということは、絶対的なルールというものは存在していなかったということであり、ゲームはひとつのルールに縛られる必要はないということを改めて考えさせられました。
 今のゲームは、アナログにしろ、デジタルにしろデザイナーが表に出ます。デザイナーの示すルール通りに遊ぶことが推奨(デジタルの場合はある種の強制)されていますが、それだけがゲームという枠組みではないということでしょうか。TRPGにおいては、クトゥルフ神話TRPGは今のゲームですが、それぞれが遊びやすいようにハウスルールをどんどん取り入れています。それがニコニコ動画などで人気を博していることは、この話を聞いていると納得できる気がします。
 ひとつのコアルールを定め、色んな遊び方ができるようにしながらも、そのセッションごとに採用するルールを変えられるというTRPGシステムを考えてみたいなと思った次第です。

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